「プロゲステロン」のバストアップ効果

女性の美と健康に必要不可欠なホルモンが2種類あります。

1つ目は「エストロゲン」と言う「卵胞ホルモン」で、女性らしい丸みを帯びた体づくりや、妊娠の準備などの役割があります。

2つ目は「プロゲステロン」と言う「黄体ホルモン」で、妊娠しやすい環境に整え、妊娠の継続を守るなどの役割があります。

一般に、この2つのホルモンを総じて「女性ホルモン」と呼びます。

今回は、「プロゲステロン」のバストアップ効果についてお話ししたいと思います。

生理前のバストの張りは「プロゲステロン」のおかげ?

生理が始まる前に胸にハリが出たり、バストが大きくなるなどの経験はないでしょうか?

それは排卵後からプロゲステロンが増えてゆき、生理前の週に分泌量がピークに達するからです。

「プロゲステロン」には乳腺を発達させる作用があり、この時期にバストにハリが出たり、普段より大きくなったり、乳首に違和感を感じたりするのは、この作用が原因になります。

生理が始まると分泌量が減少していくので、バストのハリやボリュームアップ効果も徐々に薄れてゆきます。

受精卵が着床して妊娠が成立した場合、プロゲステロンは分泌され続け乳腺はさらに発育します。そして出産前には、母乳の分泌を促すプロラクチンというホルモン等も加わり授乳に備えるのです。

「プロゲステロン」による乳腺の発達

とは言っても、乳腺の発達と言われてピンとくる方は少ないのではないでしょうか?

正しく理解する為にも、まずバストの構造を簡単に説明したいと思います。

バストは大まかに言うと、1割の乳腺と9割の脂肪組織で作られています。

乳腺が発達するという事は、乳腺が大きくなるという事で、それに伴い乳腺を守っている乳房内脂肪組織が反応し、バストアップに繋がるといく仕組みになっています。

ちなみに、もう一つの女性ホルモンである「エストロゲン」には乳腺を増殖させる作用があるので、バストアップするには「エストロゲン」で乳腺を増やし、「プロゲステロン」で乳腺を発達させるというように、女性ホルモンをバランス良く分泌させる事が大切なのです。

ホルモンバランスを整えることが重要

では、「プロゲステロン」を増やす事がバストアップへの近道なのでしょうか?

プロゲステロンを無理やり増やすことは、女性の美と健康にとって危ない事です。

プロゲステロンは女性が妊娠出産するにあたって必要不可欠な女性ホルモンですが、同時に生理前の皮脂の過剰分泌による肌荒れや便秘、イライラ、プチ鬱など、嬉しくない症状を引き起こすホルモンでもあります。

だからといって嫌厭してはいけません。

プロゲステロンは無くてはならない、女性にとって大事なホルモンの一つなので上手く付き合っていきましょう。

具体的には、プロゲステロンとエストロゲンを体内でバランス良く分泌し、排卵日前後のエストロゲンとプロゲステロンの入れ替わりを上手くすることができれば、女性ホルモンのバランスが整って月経前の不快な症状が緩和されます。

ホルモンバランスを整えるには、十分な睡眠時間の確保、規則正しい生活、ストレスを溜め込まないなどの基本的な生活習慣を見直す事が大切です。 

「プロゲステロン」のバストアップ以外の効果

・受精卵を着床しやすいようにする

・妊娠した状態を継続させる

・基礎体温を上げる

・食欲を促す

・利尿作用

・むくみを改善する

・脂肪を燃焼しやすくする

・乳がん予防

・更年期障害の緩和

このように「プロゲステロン」にはバストアップ以外にも、女性の健康維持の為に重要な効果があります。

ホルモンバランスを整えて「プロゲステロン」の効果を余すとこなく体感し、バストアップだけでなくトータルな美と健康を目指しましょう。