女性が知っておくべきバストの構造と役割

ハリと丸みのある美しいバストは女性の永遠の憧れです。

人間の祖先である猿のメスは発情期になると、お尻を赤く真っ赤に腫らします。それを見たオス猿はメス猿の発情期を知ることができるのです。4足歩行の猿にとってメス猿のお尻の位置はオス猿の目線の先になります。

二足歩行へと進化した事により、発情期を知らせるメスのお尻は、オスの目線より下になってしまいました。そこで発達したのが女性の胸です。

成長した女性が胸を膨らませる事によって、自身が成熟した女性になった事を知らせるようになったのです。

この事からも、女性の胸がいかに男性の注意を惹き付け、また、女性が胸を大きくしたいと望むのかが理解できます。

もちろん、進化した人間の趣味は男女共に様々で個人差があり、小さくて形のいい胸が好きな人もいれば、欧米人のような迫力のあるグラマラスな胸が好きと言う人もいます。

ただ、今も昔も共通しているのは胸が他の体の部位に比べ、とても注意深く見られている事です。これは大昔から引き継がれている人間の本能と言えるでしょう。

それでは私達は、そのスペシャルな位置にある胸について、いったいどれだけ知識があるでしょうか?

バストアップを願っている女性は沢山いますが、バストの構造や役割について理解している人は少ないと思います。

今回は、女性には是非知っててもらいたいバストの構造と役割についてご紹介したいと思います。

バストの構造と役割を知って“ふっくら美乳”を手に入れる!

バストは赤ちゃんに母乳をあげ育てるとても大切な部位だけに、とても複雑で繊細にできています。

その中でもバストアップに最も重要な組織が4つあります。

・乳腺

・乳房内脂肪組織

・クーパー靭帯

・大胸筋

この4つの組織の知識を理解して、効率良くバストアップしましょう。

乳腺

バストの10%を占める母乳を作り出す組織です。乳房の形を整え、乳房内の脂肪の量を左右します。乳腺と脂肪組織の比率は「1:9」で、乳腺が発達している人ほど脂肪がつきやすくボリュームのあるバストに繋がります。

また、乳腺が多いバストはハリがあり、垂れにくい事でも知られています。

乳腺は「エストロゲン」という女性ホルモンの作用によって増え、「プロゲステロン」の作用によって発達します。

脂肪組織

バスト90%を占める脂肪組織。痩せている人よりもポッチャリ体型の人ほど胸が大きいのは周知の事実ですが、細身の人がバストアップを望む場合は、まず全体的に脂肪を付けた方が1番早いです。「でも、太るのはちょっと…」と思う人は体脂肪率を見てみましょう。20%以下の人はホルモンバランスの為にも体脂肪率を20%以上に上げることをお勧めします。

痩せすぎは女性ホルモンの分泌を妨げ、胸を萎ませるだけでなく、月経不順や、肌荒れも引き起こします。本気でバストアップに臨むなら、面倒ですが1度お肉を付けてからヨガやピラティスなどでホルモンバランスを整えながら、徐々に身体を締めていきましょう。

クーパー靭帯

乳腺を皮膚と大胸筋に繋ぎ留めているコラーゲン繊維組織です。乳房内の乳腺と脂肪組織をクーパー靭帯が支えてくれています。このクーパー靭帯はゴムの様な繊維組織の束で1度伸びると2度ともとに戻りません。そして、この重役を担うクーパー靭帯は日常の些細な動作でも伸びてしまいます。伸びるとバストの下垂に繋がるので、クーパー靭帯を常日頃から守る努力が必要です。具体的には、(サイズ違いのブラを着けない、ナイトブラを着けて眠る、マラソンなどの激しい運動よりヨガなどのスローな運動にシフトする、運動中はスポーツブラを着用する)などが挙げられます。

大胸筋

胸を支える土台になる筋肉です。この大胸筋が緩んでいるとバストの下垂に繋がります。鍛えていれば下垂の予防と改善になりますが、やり過ぎは禁物です。鍛えすぎるとバストの脂肪が減り、筋肉が発達して硬いバストになってしまいます。しかし、美乳作りに大胸筋を鍛える事は必須なので正しいエクササイズで、ほどよく鍛えましょう。

このように私たちのバストはとてもデリケートで複雑な組織でできています。構造と役割を理解して誰もがうらやむ“ふっくらバスト”を手に入れましょう。